新建築 住宅特集 2010-6

 

 

 

 

Holistic Light Box

理想的な日射を得るために、家を真南に向けている。

高断熱仕様にすることでパッシブを目指したが、冬場の一時期のために床暖房を取入れた。

床暖房は既製品を使用せず、エクセルパイプを土間に埋込んで給湯器で湯を循環させる方法を取入れたので、広面積の施工でも廉価で済む。

また井戸水を循環させるようにもしたので、夏場の冷房は井戸水の循環だけで済む。

外壁は、フリーメンテナンスとするために劣化の無い素材で構成した。

ガラスを外壁材という位置づけで使用し、他はコールテン鋼(耐侯性鋼)、そして当社オリジナルのUWall(ステンレスと砂利)を採用した。

ガラスの外壁は、その特質を生かすために光壁とした。

外側は耐火ガラス、内側は強化ガラスにし、中空に断熱材を入れることにより、光が透ける。

UWallには植栽を施した。特に灌水装置は付けなかったので乾燥に強い植物を選んでもらった。

2階のサニタリーはコアに集約させ、移動も可能とした。コアを移動させることにより空間をフレキシブルなものにした。