木立の中の家

１００坪ほどの土地と建築を融合させるように計画した。

食堂は土間にし、庭と繋がるようにした。

庭には芝を植え、スリッパのまま出入り出来るようにした。

玄関から庭にも直接入れるようにした。

庭を囲むようにやや不規則に丸太を立てたが、構造であるとともに林を連想する仕掛けでもある。

ここは埋立て地で、土地の記憶というものはなかった。

木立を連想する家を作ろうと思った。

木立の中の樹冠が開いた小さな空き地は、とても気持がいい場所である。

それを作りたかった。